米で問題のペットフード、仙台でも販売
この問題は、アメリカで中国産の原料で作られたペットフードを食べて犬や猫が相次いで死に、原料から有機化合物のメラミンが検出されたものです。
農林水産省によりますと、ペットフードを製造したアメリカのメーカーから正規の代理店を通じて日本に輸入された製品はほとんど回収されていますが、正規代理店を通さずに日本に並行輸入された製品が国内で販売されていたことがわかりました。
販売されていたのは、アメリカのウォルマート社のドッグフード「オルロイ・ドッグ・フード・グルメ」のうち、賞味期限が来年の11月8日から再来年3月7日の間のものです
。販売していた小売店では、ことし4月から今月にかけて、この製品を100個余り売ったということで、農林水産省では、ほかにも販売した店がないかどうか調べるとともに、輸入業者や小売店の団体に対して回収を徹底するよう呼びかけています。